石田意匠

大阪のシーシャバーのウィンドウディスプレイ用に擬木を製作しました。奥行の無い狭い空間の中で、どのように見せるか設計士と形状をこだわりながら進めました。搬入口が製品より小さいので擬木中央あたりで分割し、現場でパテ埋めで一体化。製作だけではなく設置までのイメージは製作と同じぐらい重要になります。本物にはありそうで無いディティールの表情は表現の見せどころになります。

和歌山県に佇む紀三井寺護国院。かつては故障のために役目を果たせなくなっていた手水舎（手を清める場所）が、新たなプロジェクトによって再び息を吹き返しました。その手水舎には、本物の蓮のような美しい造形が施され、実際に蓮の葉から水が流れる仕掛けが仕込まれています。訪れる参拝者たちにとって、この場所は心地よい思い出となることでしょう。

和歌山県串本町には、未来への一歩を踏み出す興奮が漂う場所があります。そこでは、宇宙への夢が形となり、ロケットの射場が誕生しました。この革新的なプロジェクトの一環として、私たちはPRとして、息をのむようなロケット模型を手掛けました。その驚くべき点は、そのほとんどが先端技術の3Dプリンターによって作り出されたことです。この地で生まれた新たなる挑戦、未知への探求が、世界中の興味を引きつけることでしょう。

「インターホンの塗装をしました」という一見地味な作業も、実は美の探求の旅への一歩でした。静かな表情の中に、時間の経過を感じさせるエイジング塗装が施され、そこにはただの工程ではなく、深遠な表現が息づいています。

巨峰の世界を再現しました。3Dモデリングとプリント技術を駆使し、果実の実りが陽光に輝くその瞬間を捉えました。リアルな表現にこだわり、触れる人々を驚かせるほどの精巧さに仕上げました。果物の魅力をその手に感じられる、唯一無二の作品に仕上がりました。

特別な店舗の内装を彩るために擬木を制作しました。シンプルながらも洗練された内装に、自然の息吹を感じさせる擬木を配置することで、独自の魅力と深みを演出しました。訪れる人々に驚きと感動を与える、美しい対比の世界がここに広がっています。