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2025.01.13

紀南ででロケットが何度か打ち上げられるも成功にまでは至らず、以下の企画書を携えて那智勝浦町長にご提案し寄贈が決まりました。
過去の経験から仕事は与えられるのを待っていても始まらないので発信先行で行きました。
次回のロケット3号機は年内に発射したいという情報がありますが、発射までに早い段階で寄贈できればPR早めに出来るかなと思っています。
そしてオブジェだけでなくロゴマークもいくつか製作してみました。

「ロケットを抱き、羽ばたく八咫烏の像」 造形作家・石田貴志

 熊野の神野使いとされる「八咫烏(やたがらす)」は、熊野を訪れた神武天皇を目的地へ導いた存在として知られています。また、今年登録20周年を迎えた世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる熊野三山を象徴する存在でもあります。

 熊野は紀伊半島南部を指す言葉で、民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」ができた串本町田原もその一部。発射場から打ち上げられるロケット「KAIROS(カイロス)」を正しい目的地へと導いてほしい、との願いを込め、ロケットを抱いて羽ばたく八咫烏の像を制作します。

 造形作家・石田貴志は現在、兵庫県に住んでおりますが、以前は熊野古道で知られる田辺市中辺路町に工房を構え、道の駅「熊野古道中辺路」(田辺市中辺路町)にある牛馬童子像のモニュメントや那智勝浦町の「勝浦漁港にぎわい市場」に展示されている同漁港で水揚げされた巨大マグロの実物大モニュメントなどを制作しました。
 ロケットに関しても「紀南の活性化の大きなチャンス。機運の盛り上げに貢献したい」との思いから、カイロスの10分の1ほどの大きさの模型を制作し、串本町様に寄贈した経緯があります。 

 今回、世界遺産の熊野那智大社や那智山青岸渡寺がある那智勝浦町様にこの像を寄贈することで、登録20周年を迎えて世界から注目されている世界遺産と、新たな観光資源として注目されているロケットを結びつけ、互いの相乗効果を発揮するための一助になれば幸甚です。

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